ABOUT
STATEMENT :
「明後日の方向」のありかた
「明後日の方向」は、こんな団体です
- 演劇が、一人ひとりに自由と豊かさをもたらす世界を目指します。
- だれでも続けられる演劇活動のための、公演を目的としない演劇サークルです。
- 演劇を楽しむために、一人ひとりが主体的に関わる演劇サークルです。
「明後日の方向」では、こんな活動をします
様々な事情で、演劇を続けたいのに続けられないひとが、演劇活動を続けられる場所をつくります。
- 子育て、介護、就職、結婚等のライフイベントなどにより演劇活動を諦めなくていいように、それぞれの事情に合わせた演劇との関わり方をためします。
- 「明後日の方向」の活動で生計を立てることは目的とせず、各々の生活を犠牲にしないバランスで活動します。
- あらゆるハラスメントを認めません。しかし、現実的にはハラスメントによって被害を受けた方が、演劇活動からはなれざるを得ない状況があります。まずは安全な場所について、繰り返し考え議論していきます。そして安全な場所を作ることで、被害を受けた方が再び演劇にかかわる入り口になることを目指します。
どこにいても/だれでも活動できます、選択肢を持てます/取り戻せます
- この「ありかた」に賛同する方であれば、年齢、性自認、地域、経歴、人種、思想、出自、障がい、などによって差別されず、ともに活動できる場をつくります。
- 東京に演劇にかかわる人、モノ、金、情報などが多くかたよっています。東京近郊以外の地域にいても、IT技術や移動宿泊の工夫をとりいれて、距離を超えてともに活動できる場にします。
「公演のための作業」から、演劇を自由にします
- 公演は「目的」ではなく作品作りの「過程」であり「結果」であると考えます。公演というゴールから逆算すると、動員、経費などの現実や効率に縛られて窮屈になりがちです。演劇はもっとのびのび、こつこつ、ワクワクできるものだと信じています。
- 数年~10年単位で作品づくりの種まきをして育てていったら、その先に、今までにない演劇ができるのではないかと仮説を立てます。メンバーがゆるやかに繋がり、入れ替わる中で作品が育ち深まっていく土壌をつくります。
「明後日の方向」には、こんな人が集います
- 「演劇を続けられない」当事者、およびこの「ありかた」に共感し活動する演劇人が参加します。
- 演劇を楽しむことを目的として、お互いをリスペクトして積極的にコミュニケーションをとる人が参加します。
- 参加メンバーは、自分の意思で脱退、休団することができます。
- この「ありかた」にそぐわない行動・言動が見られる場合、当人との協議の上で、メンバーから脱退を勧告することがあります。
MEMBER
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直江里美
時間堂に入る前から黒澤の演出が好きで、時間堂解散後も演劇をやるなら黒澤の演出でやりたいなぁと思っていましたが子育て中でなかなか難しく…。そんな中『何かを犠牲にしないで演劇ができないか』という団体が。せっかくなので参加する事にしました。
何事もまずは自分が満足できている状態が大切だと思っているので、自分が心から演劇を楽しむ事から始めたいと思っているしそんな環境がつくれる事を期待しています。 -
ヒザイミズキ
かつては、演劇を生活の中心に置いて「プロ」として活動している時もあった。環境がかわり、子供が産まれ、家計を支えるようになり、演劇は限りなく不可能になった。
…え。なんで演劇って不可能なんだっけ?家庭や仕事を犠牲にしないとできないものだっけ?もっと気軽に、各々のできる範囲で、しかし真剣に、楽しく演劇することってできないの?この場所で、ゆるゆると挑戦し続けたい。 -
白井風菜
静岡県の浜名湖のほとり湖西市というところに住む白井です。地方にいながら全国の人と関われるってだけでワクワクしております✨静岡にいながらどんな関わり方ができるか探していきたいです。そして、「明後日の方向」がこれからどう進んでいくのか、進めていくのかみんなでたのしみしながら考えていきたいです。好きなものを好きと言える、みんなの好きが溢れる場所になることを期待しています。
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ばばゆりな
私もみんなも気楽に演劇と関われるような場所でありたい。
演劇に限らず、社会と関わる時はちゃんとしなきゃいけない。大人だし、迷惑かけたくないし、嫌われたくないし。なのに、ちゃんとできないことが多い、、やんなっちゃう。
だから今までどこかに所属することや責任が伴うことを避けてきた。
でも明後日の方向は、そんな私でも関われると思えた。少なくとも今は。
それが続くといいなぁ。 -
國松卓
演劇やりたいなーと思った時の、しがみつく先なのかな
自分も無視できない事情があって演劇との向き合い方を考えなきゃいけないけど、全部の事情と向き合ってそれでも演劇やりたいから参加してます -
蔭山ひさ枝
「楽しんで演劇をやる」ことに抵抗があった。楽をしてる気がして、悪いことをしてる気がして。でも、楽していいこともあるんだな〜と最近は思えるようになってきた。「自分や誰か苦しまないと素晴らしい演劇は作れない」わけじゃないことをここで知ったので、そんな活動を一緒にやっていけたら!と今は思っています!
-
岩尾祥太朗
俳優として生きてきて、時間堂、世莉さんを通じてマイズナーテクニックに出会い、演劇観はもとより人生観も変わりました。
今は「演劇や音楽で街づくりがしたい」をモットーに活動してます。
『明後日の方向』がこの、何かのきっかけになれたら良いなぁ… -
高田遼太郎
自分の将来の演劇ために、様々な背景をもつメンバーと協力して環境整備したいと思ってます。
自分の進む道は自分で舗装します。 -
小松有彩
どうにかして、なんとかして演劇を続けたくて、そのことをあきらめずに考え続けたくて、参加しています。
色んなことがまだ決まってないけど、それってそのまま未来ってことなんじゃないですかね。ちがうかな。ひろびろとしたこちらで、たくさんジタバタしていきたいです! -
楠 海緒
京都で俳優をしていました。2019年に妊娠・出産をし、その後コロナ禍に突入したことから、俳優として積極的に演劇をすることからは離れてしまいました。「明後日の方向」、設立時からずっと羨ましいなと思っていました。クラウドファンディングをされていた時は、羨ましくて、寄付できませんでした。その憧れの場所に、私も参加していることが、とても嬉しいです。
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